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高畑 龍一
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一日中、刺激のない暗闇の中で生活していると、人間はいつ起きて、いつ眠るのでしょうか。その昔、疑問を抱いた学者が、深い井戸の底で生活を始めました。その結果、予想に反して、25時間のリズムで寝起きすることがわかりました。一日は24時間ですが、体のリズムは25時間でできているのです。このような結果は、その後、他の哺乳動物でも確かめられています。
そのため、自由気ままな生活をしていると、毎日1時間ずつ後ろにずれてしまい、簡単に昼夜逆転してしまいます。長期休暇の後に不調を感じやすいのは、生活リズムが不規則になったための影響が考えられます。その予防として普段から生活リズムを24時間に保つための心がけが大切です。しかしながら、就寝時間を決めても、その通りに眠れるものではありません。むしろ、起床時間を休日も含めて同じ時刻に設定しておく方が合理的です。
では、睡眠の質とはどういうものでしょうか。睡眠は概ね2時間を1つのサイクルとしています。6時間睡眠の人は3サイクル、8時間睡眠の人は4サイクルを繰り返しているのです。そのため、2時間毎に何となく、睡眠が浅くなるようになっています。ふと、夜中に時計を見るような時は、ちょうど、そのサイクルの間かも知れません。さらに、1つのサイクルの内容は大きく分けて3つに分類されます。浅い睡眠、深い睡眠、夢の3つです。
浅い睡眠は筋肉の緊張が強く、体温も高い状態です。やがて深い睡眠になり、筋肉の緊張が和らぎ、体温も低下します。その後、夢を見る睡眠に移行して、1つのサイクルが終了します。夜中に起こされた時にすぐに立ち上がれるようであれば、浅い睡眠、すぐには起き上がれないのなら深い睡眠と思われます。朝方に熱っぽい感じがする時は、睡眠が全体に浅くなっている可能性があります。
毎日、同じ時刻に起きて、体のリズムを整えることが良い睡眠につながります。
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(ミニミニおとくに平成18年10月1日より)
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