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鈴木内科外科診療所 鈴木 博雄
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最近メタボリックシンドロームという言葉をよく耳にします。肥満症、高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病と呼ばれていた疾患ですが、これらは個々の原因で発症するというよりも、内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満)が原因であると考えられるようになってきました。内臓脂肪蓄積により、これら病気が引き起こされた状態をメタボリックシンドロームと呼びます。平成20年度より全国で実施されることになる健診も、現在行われている生活習慣病の早期発見及び早期治療を目指すものから、このメタボリックシンドロームに着目した健診に変わります。つまり肥満があるかどうか、それも内臓脂肪蓄積型の肥満を持って、なおかつ他の危険因子(高脂質血症、高血圧、高血糖等)を併せ持った者を探しだし、その改善につなげる試みです。今ある肥満体重を、3ヶ月間の食事・運動療法にて、5〜10%減少させるだけで、肥満に合併した糖尿病や高血圧症は改善し、メタボリックシンドロームはほとんど治ってしまいます。その後、摂取カロリーを運動分増やして体重の維持を図ります。月平均2〜3kgの減量にて、3ヶ月間で目標は達成できます。単に体重が多いだけで,直ちに肥満と即断することはできません。肥満とは体の中で脂肪が余分にたまった状態です。脂肪が少なく筋肉が増加して体重が増えている人は肥満とは言いません、逆に,細くて体重が軽い人でも筋肉が少なく体脂肪率が高ければりっぱな肥満であると言えます。ダイエットの目的としては、単に体重を減らすことではなく体についた余計な脂肪を減らすことにあります。
どのようなダイエット方法でも、基本は食事療法と運動療法が大切になってきます。体脂肪を分解・燃焼させるためには,摂取エネルギーの方が消費エネルギーよりも少なくなるような食生活が必要になってきますし、それと同時に基礎代謝が下がらないように、また余分な脂肪を筋肉に置き換える為にも、出来れば1日40分以上の散歩程度の運動をつづけることを心がけてください。
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(ミニミニおとくに平成19年2月より)
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