30歳を超えて独身なら、積極的に行動を起こしたほうがよい！？
将来結婚を考えている女性医師を対象に「現在、どんな婚活を行っているか（複数回答可）」を尋ねたところ、下のグラフに見られるように婚活に熱心な人は少数でした。仕事が忙しくて、婚活の時間がないという事情はわかりますが、待っているだけでは展望はなかなか開けません。
一般的に、卒後10年の時点で独身なら、その後、病院の先輩・後輩や学生時代のツテを頼った相手探しはかなり難しいと言われています。可能性のある男性がいるならば、その10年間で紹介されているはずという意味です。それでも独身ならば、自分から積極的に行動を起こすべきでしょう。例えば、出会いを目的とした飲み会やパーティー、あるいはスポーツクラブ、カルチャースクールなどの習い事─。必ずしも男性が目当てである必要はありません。まずは、何か新しいことを始めてみることが大切です。
また、プライドの問題なのか、以前は結婚相談所を敬遠する傾向にありましたが、昨今の婚活ブームで近年は利用者が急増しています。男性の登録会員は全て医師という結婚相談所もありますので、パートナーに男性医師をお考えの方は、これらのサービスを利用してみるのもいいでしょう。
情けない（？）ことに、最近の男性は何事にも消極的な草食系が多く、恋愛に対しても例外ではありません。結婚を望む女性には、以前にも増して積極性が求められるようになっています。
仮に出会いがあったとしても、女性医師は完璧主義の人が多いのか、ちょっとした仕草や喋り方、職業、年収など、相手に少しでも気になる点があると、長所に全く目を向けようとしない人が多い、という声をよく聞きます。
結婚を考えると、どうしても妥協したくないと思うのは当然ですが、完全無欠な人はまずいません。結婚相手の条件として何を最優先させるのかを見極めたうえで、その他の点ではある程度、割り切ることも婚活では大切です。