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(社)乙訓医師会事務局
京都府長岡京市
今里北ノ町39−4
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■ 乙訓救急フェア報告
  毎年、9月9日救急の日に開催される救急フェアが、(社)乙訓医師会、京都府乙訓保健所、向日市、長岡京市、大山崎町、乙訓消防組合消防本部の共催で本年も開催されました。今年は、最近のトピックスとなっているAED(自動体外式除細動器)を用いた救急蘇生法をテーマにしたこともあり、学校関係者や介護保険施設、医療機関関係者等のほか一般市民を含め160名を超える方々が参加されました。
  小田 実長岡京市長、上原 従正乙訓医師会長の挨拶で開会し、医師会の繁本清美先生の講演、府立医大看護師による寸劇と消防組合による救急蘇生法の実習が行われました。
  繁本先生の講演は「AEDを用いた救急蘇生法」のテーマで、先生のご経験にもとづいて説明されました。
続いて、京都府立医科大学救急医療部の沢田 尚久先生の司会で京都府立医科大学看護師3名による寸劇が公演されました。劇は駅で倒れている人をいかに救うかとの劇で、AEDを実際に用いて救急蘇生を行う通行人を演じられ、リアルでかつ判りやすいものでした。
その後、参加者は5グループに分かれ、乙訓消防組合の救急隊の指導で救急蘇生法とAEDの使用法を実習されました。実習には沢田先生や府立医大看護師、医師会の先生方も参加され、1時間以上に及ぶものでしたが、参加者の皆さんはみな興味深く蘇生術やAEDを実習体験されました。
 

講演内容
AHA(American Heart Association)は、心肺蘇生法の実施、除細動の早期施行(出来れば3〜5分以内)の重要性を明記していることとガイドラインの説明をされ、さらに、日本では2004年7月、一般市民によるAEDの使用が公式に認められたことを紹介されました。
続いて、愛知万博での4名の蘇生例、航空機内のAED実施例、日本の国際空港のAED配置状況、ラスベガスでの32ヶ月間で38%の蘇生実績、京都のAEDの配置状況などを紹介され、救急蘇生の総論的な話から、AEDの設置状況と問題点等を先生の経験にもとづいて説明されました。
また、平成16年度の京都市消防局(147名)、京都府下消防本部(79名)、乙訓消防組合(17名)の除細動数と一ヵ月後の生存者数(計39名)の実態と今後の地域住民の現場でのAED施行により飛躍的な回復率が望まれるという試案を演者として口述されました。
最後に、最近のトピックスとして心臓震盪(Commotio Cordis)の実態を紹介し、特に若年者のスポーツ心臓死への関心を持っていただくように訴えられました。

小田豊長岡京市長挨拶
救急蘇生法講習会風景
寸劇(府立医科大学看護師)
繁本清美先生(乙訓医師会)講演

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