30代から始める女性医師の結婚活動

パートナーの職種に関係なく、幸福度は高いようです

男性医師あるいは一般男性と結婚した女性(200人)に行ったアンケートでは、約8割の方が「現在のパートナーと結婚して良かった」と回答しており、「良くなかった」という回答はほとんどありませんでした。

格差婚の場合は親の反対が大変

経済的に自立しているため、夫婦間で大きな問題が起こった際、スパッと別れることができる女医。そのため、一般の職業に比べて離婚率が高いとされていますが、この数字を見る限り、幸福な結婚生活を送っているようです。

「どういう点が良かったか?」を聞いたところ、「医師の大変さをよく理解してくれ、家事・育児を積極的に手伝ってくれる」、「仕事一本の独身時代と比べて、生活に安らぎを感じるようになった」「かわいい子供に恵まれた」「喜怒哀楽を分かち合える人と一緒にいるだけで幸せ」など、さまざまな意見がありました。

離婚率が高いというのは都市伝説?

結婚して成功だったかどうかは、自分が望んだ条件に相手が合致しているか否かにも左右されますが、その条件として多いのはやはり「仕事に対する夫の理解がある」かどうかということ。

これに関しては、夫が医師である方が一般男性より"優位"と思えますが、結婚相手への満足度は、相手が医師の場合で78.4%、医師でない場合で80.7%と、ほとんど差がない点を考えると、一概にはそうではないようです。

ただし、夫が一般男性で学歴や収入の面で大きな差がある場合、交際の段階で女医の両親が猛反対したり、夫が医師の場合は、お互いに仕事が忙しすぎて結婚へのモチベーションを維持することが難しかったりするなど、結婚にたどり着くまでの道のりは決して平坦ではないようです。

結婚するかしないかは、個人の考え方次第です。結婚イコール幸せというわけではないし、若くして結婚したからといって何か得するわけでもない。ただ、今回の調査結果を見る限り、結婚を必要以上に悲観したり、難しく考えたりする必要はないのかもしれません。